STORY

STORY.01

くるみ食堂夕張市のイメージを変えた
小さなお店

「夕張に戻ってくる若者のサポートをしてほしい」
当時市職員だった私は、上司から紹介を受け、寺江さんと出逢いました。

寺江さんは夕張市出身。
財政破綻以降、暗いニュースばかりが流れることが悔しくてたまらなかったといいます。

大切なふるさとの未来のためにお店を開きたい、と夢を語ってくれました。

人口が減少し続ける地域での飲食店は難しいのですが、寺江さんの熱量と真摯に地域と向き合う姿勢に少しでも力になりたいと、クラウドファンディングのサポートをさせていただくことになりました。

寺江さんの熱意は、多くの人に伝わっていきます。
「チャレンジする若者に使ってもらいたい」と、店舗となる住宅を無償譲渡いただけることとなり、クラウドファンディングは128人から200万円以上の支援をいただきました。

コロナ禍で1年開業が遅れながらも、オープンの日を迎えました。
地産食材を生かし、こだわり抜いた料理はもちろん、居心地のいい空間づくりなど、夕張のイメージを変えたいという一心で創りあげた「くるみ食堂」には人が集まり、数々の雑誌で取り上げられるようになりました。

たった一つの小さなお店が、夕張市になかった新しい人の流れをつくり、
地域のイメージを変える場所になっています。

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